庵治半島一周が約22km。半島の付け根からペダルを漕ぎ始め、時計回りに海沿いを走りながら、四国最北端を越えて反対側へ向かいます。目の前に広がるのは、おだやかな瀬戸内の海と島々の絶景。漁港で営まれる、人々の変わらない暮らしにも心惹かれるでしょう。峠を越えるなど起伏があるコースですが、電動アシスト自転車なので気持ちよくコースを駆け抜けられます。
静かな住宅街にあるサイクルボックス カマダは、私たち遊×島本石材工業の自転車をメンテナンスしてくれるお店。ここで少し足を止めてみてください。相引川に向かって眺望が開けており、観光地・屋島を眺めることができます。ほぼ間近な位置から臨む屋島はとても雄大で、晴れた日は抜けるような青空とのコントラストが見事です。
ちょうど庵治半島の中間くらいにある峠。平坦な牟礼エリアから、ここ丸山峠を抜けると庵治エリアへ入ります。本来、自転車にはキツい勾配ですが、電動アシスト自転車なのでストレスなく登ることができます。峠を中腹に差しかかれば、左手には徐々に瀬戸内海の景色が広がり、町の印象も変わって見えます。ここからが、もっとローカルな庵治半島のはじまりです。
庵治半島を地図から見て左上に当たる部分。半島をくり抜くように位置する湾には、庵治漁港が広がっています。原風景的な漁港の暮らしが営まれており、地元の人々の作業風景を見ると変わらない豊かさを感じます。映画『世界の中心で愛を叫ぶ』のロケ地でもあり、劇中でも印象的に使われた王の下沖防波堤と周囲に広がる海景色は、一見の価値ありです。
四国最北端とされる竹居観音岬。岬はすべて竹居観音寺の境内という霊験あらたかな場所であるため、静かにご参拝に臨みましょう。参道の右手には、近くに遠くに島々が点在する瀬戸内らしい多島美が広がります。小豆島の全景をこれほど近くで見られる場所は稀。参道の先は神秘的な岩窟(いわや)があるパワースポットになっています。
庵治半島の東側の付け根に位置する道の駅、源平の里むれ。サイクリングで心地よく疲れた体を、ここで小休止して癒しましょう。朝から走っている方であれば、新鮮魚介の1品料理や丼ものを味わえる「海鮮食堂じゃこや」でランチを食べたり、産直カフェでスイーツを味わったりするのもよし。深呼吸して、半島周遊で目にした美しい景色の数々をまぶたに焼き付けて。
予約優先となります。下記にてご利用可能なスケジュールをご確認のうえ、ご参加人数とともにお申し込みください。
自転車は電動アシスト自転車を使用します。体格や身長に合わせて3タイプをご用意しております。ガイドをご確認のうえ、ご自身に合ったタイプをお選びください。
また、各コースともガイドツアーとなります。